わんわん帝國 ヲチ藩国

- - - - - - - - - - - - - - - - - -

- - - - - - - - - - - - - - - - - -

汗血馬生産地 2008/05/25 20:40


L:汗血馬生産地(施設) = {
 t:名称 = 汗血馬生産地(施設)
 t:要点 = 馬、馬場、のんびり
 t:周辺環境=草原
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *汗血馬生産地の施設カテゴリ = 国家施設として扱う。
  *汗血馬生産地の位置づけ = 生産施設として扱う。
  *汗血馬生産地の特殊 = 毎ターン生産フェイズに汗血馬が+4機される。この時食料は必ず−6万tされる。
 }
 t:→次のアイドレス = 汗血馬の開発(イベント),他国の馬と交換(イベント),トレーニングセンター(施設),本郷義昭(ACE)



汗血馬生産地

uma.gif

・労働力としての馬と近代化
ヲチ藩国の東部にある農地のさらに東、そこにある平原部では伝統的な牧畜が行われている。
主に生産されているのは、現在ではヲチ羊山羊(ヲチヒツジヤギ:命名者ヲチ藩執政od氏)として知られる山羊と羊を掛け合わせたような動物で、ヲチ藩国では、昔から衣類や敷物などに毛皮を、食料として肉や乳を、さらに装飾品に角や骨を、といったようにこの動物を余す事無く利用してきた。
また、ヲチ羊山羊に比べると数は少ないながらも、数種類の馬も生産されており、昔から輸送や農業の貴重な労働力として重宝されていた。
その中でも大型で、軍馬として活躍したこともあるものは、血のような汗(血の汗とも、ただしこの現象は寄生虫によるものとする説が有力)をかき、1日に千里を駆けるといわれる名馬ぞろいで、汗血馬と呼ばれていたという。
しかし、貴重な労働力とされていた馬達も、急速に進む近代化を受け、主な役割であった輸送事業や農業なども機械化が進み、働き口をなくしてしまった。
その為、急速に馬の需要が無くなり、ヲチの馬は消滅の危機に立たされた。

・ 低物理域への進攻と運搬手段としての馬の需要
産業、そして軍隊の近代化による需要の減少によって、縮小するばかりの馬市場であったが、機械の動かない低物理域であるレムーリアへの進攻という事態によって状況が一変する。
輸送車両が動かせないことで、低物理域での輸送能力が全く足りなくなってしまったのである。
膨大な物資を輸送することは人力では不可能で、犬ぞりでも当然無理。
そこで白羽の矢が立ったのが、消滅寸前であった馬産業である。
大規模な設備投資が行われ、牧場も拡大、より優秀な馬種を作り出す為の研究資金の投下も行われた。
その結果、馬産業はかつての勢いを取りもどし、ヲチの産業を支えていた馬は見事復活をはたした。

・ 名馬の末裔達
新たな活躍の場を得ることで、息を吹き返したヲチ藩の馬産業では、汗血馬と呼ばれた馬種を中心に生産体制が整えられつつある。
まもなく、レムーリアで活躍することになるであろう馬たちは、そのことを知ってか知らずか、今日ものんびり草を食んでいる。
それは、はるかな昔からある、ヲチの原風景であった。

〜*〜

馬場の風景

((ぎゃわわわわ〜〜〜))
 胴衣を着た犬−−ヲチ藩国の犬士−−が馬の首すじに上体を伏せて必死にしがみついている。くれぐれも大声を上げて馬を脅かしてはいけない、と厳命されているため声を上げないように口は大きく開いたまま、必死な顔つきで舌をだらりと垂らし、口角には泡を溜めてちょっと見はまるで病気のように−−いやいや。藩国軍に出仕する彼らは厳しく健康状態をチェックされている。
 馬の方は若干迷惑そうな表情だが、こちらも、軍馬として吟味し選りすぐられた血統の生まれの馬を生育の過程から”犬”に慣らして育ててあり、馬自身にはなんの問題もない様子でだく足で馬場を流していた。
「よぉーし、止まれ」
 待ちに待ったトレーナーの合図が首元のレシーバーから聞こえ、犬士は犬用の鞍につけられた”手綱”を持ち上げながら後ろ足(自分の)に重心を移し、馬に停止の意志を伝えた。大人しく停まる馬。
 ほっと息をつきかぷんと口を閉じたところで、物問いたげに片眼でこちらを眺めている馬と目が合い、犬士は照れた。
 肉球でぽむぽむ首すじをたたき(あ、よだれ垂れてたかも)、降りることを伝えて鞍を蹴って飛び降りる。馬は小揺るぎもしない。
(乗れてた!?)という彼の視線を受け、トレーナーは親指を立てて見せた。「お疲れさん」
 犬士が馬の方を振り向くと、彼女は別のトレーナーに手綱を引かれて厩舎へ戻っていくところだった。地面に降りて見上げると高いところで揺れているしっぽしか目に入らない。
(ありがとうございました!)とトレーナーに辞儀をし、犬士は付け加えた。(今度差し入れ持ってきます。いつもお世話になってるあの馬にも)
 


 汗血馬を騎乗装備として運用するに当たり、ヲチ藩国では、人だけでなく犬士および犬系アイドレス着用者の乗馬訓練が急務となった。犬用の鞍などの特殊装備の開発も進み、教練場に接して作られた馬場へ行けば今日も犬馬一丸となって乗馬訓練に励む姿が見られることであろう。



イラスト:戸裏 永流  設定文:liang 短文:瀬戸口まつり
- - - - - - - - - - - - - - - - - -

prev * top * next

- - - - - - - - - - - - - - - - - -



Login

i-mobile



Pict+Design by Bact
Powered By FC2ブログ