わんわん帝國 ヲチ藩国

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イベント15 I=Dの量産 2007/01/13 04:15


《I=D量産》

L:アイドレス工場 = {
 t:名称 = アイドレス工場(施設)
 t:要点 = 工場,乗っているライン,工場で働く国民
 t:周辺環境 = 工業地帯,工業に向いた地形
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *アイドレス工場の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
  *毎ターンI=D,ウォードレス、戦車、独自兵器、航空機、RBを任意の組み合わせで25人機分生産される。この時、資源が−5万tされる。
  *生産しないかわりにそのターンでの整備フェイズで、評価+8の整備判定の修正を得ることが出来る。
 }
 t:→次のアイドレス = I=Dの改良(イベント),大型I=D(イベント),整備工場(施設),造船所(施設)

(2008年6月アイドレス改変 http://blog.tendice.jp/200805/article_57.html)


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〈アイドレス:アイドレス工場〉

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〈周辺環境:工業地帯〉

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〈周辺環境:工業に向いた地形〉


ヲチ藩国は、工業に特化してないとは言え、アイドレス工場が皆無と言うわけではない。大量生産に向いた大工場は存在していないが、王都にあるリールアイドレス工場はその「質」の良さで、わんわん帝國にその名を轟かせている。
歴史はそこそこ古く、ヲチ藩国がわんわん帝國へと併合されてからすぐに工場は出来上がった。当時は最新鋭の設備を誇り、大規模なアイドレスの生産を可能にしていたが、もともとのヲチ藩国の工業面に対する地盤の弱さに引っ張られる形で、その規模と人員を縮小していった。
少数精鋭といえば聞こえはいいが、要するに慢性的な人手不足で、お世辞にも設備がいいとは言えない工場内。だがしかし、工場の人間は誰一人不満を漏らす事無く、時には手作業ですら仕事をしている。大きくないとは言え、仕事上汚れが酷くなる少なくない大型機械類も、工場内の人間の手により、細やかな整備が施されており、不具合を起こした事が一度も無かった。
そのような評判もあり、リールアイドレス工場では量産型のアイドレスはもちろんの事、カスタム機の製造や、試験機の試作なども任される事が多く、その「質」の良さをうかがわせている。ヲチ藩国内で使用されていたグレイハウンドの改良2号機、通称「モスキート」や、既に存在していない1号機「ハニービー」3号機「ビートル」の改修も、リールアイドレス工場が受け持っており、フィクションノーツからの信頼も篤い。
元々が最新鋭のアイドレスを扱っていた事から、(今では当たり前になっているが当時では各藩国に一つあれば良いという)人型のアイドレスには、並々ならぬ力を入れている。小さい工場であるにもかかわらず、製造の命令が入っていない状況でも常にラインを一つあけており、いつでも製造可能なように準備が整っている。
設備が整っていないと前述したが、一応はオートメーション化されており人員も少数で工場は稼動する。が、現在の人数は20名をきるほどであり、いくら機械任せとは言え回転させるにギリギリの人数である。工場長を軸に、人型班、グレイハウンド班に分かれてはいるものの、手が足りず結局は工場総出でというのがザラだった。とは言え、技術者達にとってここは憧れの存在であった。リールアイドレス工場に集められた人員は、藩国内でも特に優れた技術者集団であり、この工場に配属されると言うのは一種のステータスになっている。
人数的にカツカツではあるが、彼らの多くは手作業を好んでいた。もちろん機械に頼る事を悪としているわけではないが、自分の手で触れ状態を確かめ、自分の手で触れそこに魂を込める。これはリールアイドレス工場が古くからモットーとしてきたことであり、最高の技術者を集めた工場であるのと同時に、最高の技術者を育てるための工場でもあった。
特に、今代の工場長は根っからのたたき上げの人物で、性別、年齢を問わず、時間さえあれば手での作業をさせる人物であった。新米の彼女もまた才能のある技術者の一人であったが、やはりこの工場内では下っ端中の下っ端、文句も言わずただひたすらにそこに魂を込めていた。いや、むしろそれを楽しんでやっている。それは最も大事な事であり、暗に彼女の才能を示していた。

リールアイドレス工場は王都の外れにある工業地帯の一角にある。
ここには整備工場や、藩国の工業の中核である電子機器の製造を行なう工場が集まっており、藩国一の工業地帯となっている。この一帯は、リールアイドレス工場を中心に発展した工業地帯であり、歴史を見ても随分古くから存在している。
元々が工業が他藩国に比べそれほど発展していないため、工業地帯としての規模、大きさはそれほどでもないが、中核がリールアイドレス工場であった事から、リールに引っ張られる形でその「質」は高い。いわゆる「精度」においては、他の藩国に引けを取らない。
都市部からの距離が離れているのは、自然豊かな街を汚染される事を嫌がった以前の藩王が、「臭いものには蓋」と言わんばかりに都市部からアイドレス工場を隔離したせいなのだが、後の藩王達はそれでは何の解決にもなっていないとクリーンエネルギーや環境汚染物質の管理などを徹底させ、自然との共存を目標にし、今でもその試みは続いている。自然の多いヲチ藩国には、無くてはならない試みである。
水と言うのは、工業においての生命線ともいえるが、雪解け水が豊富であるという事もあり、「物」を作るのに必要な大量の水が安易に手に入る。もちろんその工業用水も施設で、飲み水として使用できるレベルまで処理される。また、その「物」を輸送するための空港や、港も近いため、立地条件としてはベストな位置に存在している。逆に言えば、このリールアイドレス工場を中心とした工業地帯は、ヲチ藩国の工業の中核であり、ここが破壊されるとなれば藩国の工業は壊滅的打撃を被る事になる。そのため、警備は2重3重に張り巡らされており、その重要度を窺わさせている。

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